たかっしーのゴリ推しブログ

実際に使ってみた商品やサービス、取り組みの中で本当にやってよかった、買ってよかったものを徹底的にゴリ推します!いいものが広く世の中に届きますように。

結局スマートスピーカーはどれがいいの?

1・スマートスピーカーのいま!
 スマスピってなに?って言う人がまだまだ多いかもしれませんね。でふが昨年2018年は、日本のスマートスピーカー元年と言われるほど盛り上がりましたわたしの中で。

というわけではじめに断言じます。

 

アレクサやグーグルホームなどなんでもいいですが、スマートスピーカーを購入を渋っているアナタ!QOLをあげたいなら絶対に「買い」です。もうなにも考えずに買ってください。そしておすすめしたわたしに感謝するでしょう。

 

話がいきなり、ずれました。

 GoogleAmazonといった「AIの元祖的なメーカー」だけでなく、ソニーパナソニックといった、「音響に強いメーカー」が続々と提携機を出していてなにを購入していいか迷いますよね〜。

 

 今年は、「聴き放題音楽サービス」に加入するユーザーが、どっとスマートスピーカーに注目し「人気が爆発する」とわたしは予測していますので、今回は「スマートスピーカーの音質」と「音楽配信サービスの対応状況」については、とくに力を入れて比較します。  

 

2・Amazon Echoの比較
 

 では、比較をはじめましょう。はじめに、AmazonのEchoからです。

 こちらについては、音質重視の機種を3機種買って実際に比べています。

 

 【第2世代】

 1・Amazon Echo Plus with Alexa
  ¥17,980 Amazon.co.jp

スピーカー:360度全方位
ユニット: 2ウェイ
ユニット口径:20mm+76.2mm
本体サイズ:148x99x99mm

 Amazon Echo Plusは、日本で入手可能なAmazonスマートスピーカーでは最上位機種となります。

 

 本体サイズは、直径9.9cm×高さ14.8cmの円筒形です。

 コンパクトでどこでも設置できます。ただし、電源はコンセントから取るため、コードレスではありません。

 ネットワークは、Wi-Fiのみ搭載です。

 

 スピーカーとしての実力は、スマートスピーカーの中でも高く、方式は「360度全周囲スピーカー」というジャンルに属します。

 この場合いわゆる「ステレオスピーカー」と違って、「部屋の隅に置かなくてもサラウンド感を得られる」という美点があります。音楽配信サービスの音源を再生するには、十分以上の性能です。

 

 スピーカーユニットは、中音域・低音域を担う76.2mmのウーファーと、高音域を扱う20mmツイーターが内蔵される2WAY式です。

 Amazonはもちろん音響メーカーとは言えないですが、バランスの取れた良い音です。とくに、「音声スピーカー」である点で重要な「中音域」はクリアであり、同社のAIである「Alexaの声はとても明瞭に」聞こえます。

  

 【第2世代専用】

 Echo Sub Echoシリーズ用サブウーファー
  ¥15,980 Amazon.co.jp 執筆時点
 Echo Sub+Echo Plus(セット販売)
  ¥22,960 Amazon.co.jp 執筆時点

 なお、Echo Plus(第2世代)は、100Wのサブウーファーも用意されるほか、同一機2台をペアリングさせることで、ステレオ再生も可能です。

 

 マイクユニットは、全周囲に7つのマイクが「仕込まれ」ます。そのため、スピーカーをどこにおいても、「こちらの声を聴きとって」くれます。

 

 一方、Google Homeと比べると、発話者の声紋を区別する機能がないのは、ネックです。

 

 音楽再生は、Amazon Musicと連動します。

 楽曲名、アーティスト名、ジャンル、Alexaのおすすめなど、音声認識で音楽が再生できます。なお、【Amazon Music Unlimited 】という月額980円の聴き放題サービスがあります。これを契約すると利便性が高いでしょう。

 

 Bluetooth再生は、一方で、コーデックがSBCのみ対応です。

 そのためスマホなどに保存した音楽のBluetooth再生は、正直「得意ではありません」。

 一方、音楽配信サービスは、Wi-Fiで配信されてくるため、音質はPCスピーカーなどで聴くのと変わらないレベルです。

 

 搭載される人工知能は、Alexa(アレクサ)です。

 標準で可能な動作は、音声でAmazonに注文できる機能のほか、時計(目覚まし)・カレンダー(スケジュール)・天気の確認などができます。

 ニュースについても、複数のメディアから最新のフラッシュニュースを流してくれますし、天気は、現在地をふまえた情報をしっかりくれます。Wikipediaなどから分からない意味を教えてくれたり、計算をしてくれたりもします。

 

 スキルについては、Amazon Echoの場合、スマホでいうところの「アプリ」に相当する「対応スキル」を、パソコンのブラウザやスマホのAlexaアプリを通して、追加する方式で増やせます。

 

 スキルには、タクシーが呼べる全国タクシーや、ネットでAM・FMが聴けるRadiko.jpクックパッド、Yahooニュース・交通情報などその種類はとても多いです。 

  

 なお、Amazonは、マイクロソフトと、人工知能の「同盟」を結びました。

 そのため、Windowsシステムに搭載されるCortanaも呼び出して使えるようになる見込みです。ビジネス系に強いコルタナと、ショッピングに強いエコーの「同盟」は、将来性を考えても力強いでしょう。

 

 一方、Google Homeは、Googleのサービスとアカウント単位で連携するため、カレンダー・TODOなど高度に情報と結びついた処理ができます。Amazonも、Alexaアプリを通して連携することで、AppleGoogleのカレンダーの読み上げなどは現状でもできます。

 しかし、今後、いっそうの充実化を狙うための「Microsoftとの同盟」と言えます。

  


 ・LinkJapan eRemote RJ-3
  ¥7,601 Amazon.co.jp 執筆時点

  ・スマート家電コントローラ REX-WFIREX3
   ¥5,713 Amazon.co.jp 執筆時点

 家電リモコン操作は、赤外線発信器が付属しないので、Echo単体では不可能です。

 しかし、Echoの場合、「対応スキル」が用意されているため、サードパーティWi-Fi対応の家電コントローラーを購入すれば、それを通して音声操作することが可能です。

 


 ・Philips Hue
   ¥2,897 Amazon.co.jp 執筆時点

 一方、Amazon Echo Plusには、「スマートホームハブ機能」があります。

 これは、Wi-Fiを使って家電を操作できるようにする規格です。Philips Hue のように、Alexaに対応する製品ならば、別売のコントローラー無しでも家電の操作ができます。

 

 以上、Amazon Echo Plus【第2世代】の紹介でした。

 「スピーカーとしての実力」・「対応するサービスの多さ」の点で、やはり現状ではかなり能力の高いスマートスピーカーと言えるでしょう。

 


 【第2世代】


 2・Amazon Echo with Alexa
  ¥11,980 Amazon.co.jp 執筆時点

スピーカー:360度全方位
ユニット:2WAY式
ユニット口径:16mm+63.5mm
本体サイズ:約193×166×166mm

 Amazon Echoは、Amazonスマートスピーカーの中位機種となります。

 

 本体サイズは、直径8.8cm×高さ14.8cmの円筒形です。

 


 Amazon Echo Plusよりわずかに幅はありますが、高さがないため、テーブルに置いても圧迫感がないでしょう。ただし、コードレス仕様ではないため、電源は必要です。

 ネットワークは、Wi-Fiが搭載です。通信規格の水準は、802.11 a/b/g/n対応なので、上位機とグレードは同じです。

 

 スピーカーユニットは、スピーカーユニットは、中音域・低音域を担う63.5mmのウーファーと、高音域を扱う16mmのツイーターの組み合わせです。

 小型化された割に、上位機と同サイズのウーファーを搭載している点は優秀でしょう。

 搭載される人工知能は、こちらも、Alexaです。MicrosoftのCortanaにも対応する点を含めて、この部分の実力は上位機と変わりません。

 家電リモコン操作も、上位機種と同じで、Echo単体では不可能です。

 また、このグレードの製品から、スマートホームハブにも非対応です。Wi-Fiでの家電操作は今後標準になっていきそうなので、この点では残念でしょう。

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 以上、Amazon Echoの紹介でした。

 恐らく「最も売れているEcho」はこちらでしょう。小型で邪魔にならないという点では、日本無機だと思います。マイクの数も7つと上位機と同等なので、「音楽はさほど聴かないだろうから音質はそこそこでもよい」という方はこちらが良いですね。


 


 【第3世代】


 3・Amazon Echo Dot with Alexa
  ¥5,980 Amazon.co.jp 執筆時点

スピーカー:1.6インチ
ユニット:
ユニット口径:
本体サイズ:43 x 99 x 99 mm

 Amazon Echo Dotは、Amazonスマートスピーカーでは、最も小型の機種です。

 本体サイズは、直径8.4cm×高さ8.4cmの円筒形です。ベッドサイドにも置ける超小型サイズです。各部屋にスマートスピーカーを設置したい方が複数買うのに向くでしょう。

 

 ネットワークは、Wi-Fiが搭載です。通信規格の水準は、802.11 a/b/g/n対応なので、上位機とグレードは同じです。

 スピーカーユニットは、この機種の場合重視されません。内部のユニットは1.6インチと小いからです。2WAY方式を採用しない単純な構造です。ただし、マイクは7つなので、音声認識の精度は上位機と同等でしょう。

 

 搭載される人工知能は、こちらも、Alexa(アレクサ)です。アレクサは「クラウド型」なので、下位機種は「頭が悪い」などということはありません。

 


 以上、Amazon Echo Dotの紹介でした。

 音楽を楽しむには非力な製品です。ただ、人工知能を手軽に試せる価格なので、はじめにお試しして、よかった場合は上位機種を購入するといった選択肢になるでしょう。


 

 4・Amazon Echo Spot with Alexa
  ¥14,980 Amazon.co.jp 執筆時点


 5・Amazon Echo Show
  ¥27,980 Amazon.co.jp 執筆時点

 

 なお、Alexa対応端末は、液晶ディスプレイ付属のモデルはほかに2機販売されています。

 

 

 

3・Google Homeの比較
 

 つづいて、Google Homeを紹介します。

 

 10・Google GOOGLE HOME
  ¥9,498 楽天市場 執筆時点

スピーカー:360度全方位
ユニット: フルレンジ
ユニット口径:50mm+PR
本体サイズ:96×96×143mm

 GOOGLE HOME は、グーグルの発売しているスマートスピーカーです。同社は人工知能のシステムをサードパーティに提供する方針ですが、純正品はこちらです。

 

 本体サイズは、直径9.6cm×高さ14.3cmの円筒形です。

 変わった形ですがAmazon Echoと設置スペースはあまり変わりません。こちらも、電源はコンセントから取るため、コードレスではありません。

 ネットワークは、Wi-Fiを搭載です。

 Echoに比べると802.11b/g/n/ac対応と、高速規格の11acに対応するのがメリット性です。容量の大きなハイレゾ音源の再生には有利でしょう。

 スピーカーユニットは、50mmのドライバーだけのフルレンジスピーカーです。

 これに加えて、50mmのパッシブラジエータ(電気回路のない低音用ユニット)を2つ付属させる方式ですので、低音のパワーはある程度確保されています。

 ただし、この製品は、Bluetooth非搭載なので、スマホやPCなどの音源の再生を前提にして作られてはいません。この点は、Amazon Echoとの大きな相違点です。

 

 音楽再生は、YouTubeと無料のSpotify Freeのほか、有料版のGoogle Play Music Spotify Premiumに現状で対応します。音声入力で、楽曲を検索して再生できる点は、Amazon Echoと同じですね。  

 

 そのほか、Amazon同様にRadiko.jpやTunes inを通して、ラジオが聴けます。ニュースも国内のTV曲・新聞社などのニュースに対応します。

 

 ・Google Chromecast ブラック
  ¥4,978 楽天市場 執筆時点

 ただ、Googleの場合は、同社のストリーミング機器(=TVにさして、Netflix Hulu You Tubeなどの動画を見れるようにする製品)である、Chromecastとの連携に対応します。

 具体的には、Google Homeに「何々というタイトルの映画を再生」「犬の映像を見せて」などを呼びかけることで、YotTubeやNetflixの番組を自動再生させる使い方が可能です。

 

 Amazonも同じようなストリーミング端末を持つため、日本でも後に同じようなことができるような可能性はあります。ただ、現状は、Google Homeの独自性と言える部分です。

 

 その他、Googleの場合は、Googleカレンダーなどの自社サービスと紐付きにできるため、「自分の予定をGoogleに尋ねる」などの使い方ができる点は魅力でしょう。

 

 追加したい機能の設定は、Amazonの「スキル」と似ていますが、基本的に、スマホGoogle Assistantアプリで、使いたい機能をに「リンク」するだけです。

 音声でも設定できますが、こちらの方が容易でしょう。

 

 搭載される人工知能は、Google Assistantです。

 「OK!google」と呼びかけると、「発動」します。グーグルに尋ねることで、天気やスケジュール、ニュースなどを答えてくれる方式です

  

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 以上、GOOGLE HOME の紹介でした。

 Googleの諸サービスと結びつきが強いので、スケジュール管理などの方面で今後の発展・進化は期待できます。また、Amazonで日本でのサービスインが遅れている、Spotifyが現状で唯一利用できるという点もメリットでしょう。

 ただし、AmazonのEcho Plusに比べると、小型スピーカーで、多少「面白みに欠けるスピーカー」ですから、音楽配信サービスを聴かれるような方は、Google Homeに対応する兄弟機を買った方が良いでしょう。

 なお、スマートスピーカーとしてAmazon Echoと比較すると、説明書(のわかりにくさ)をふくめて「上級者向き」です。わたしも苦戦しました。

 やはり、「簡単に色々できる」という意味ではAmazonEchoがやや有利だと思います。一方、現状で既に動画サービスやに対応できるなど、独自性もあり、面白い製品であることは変わらないでしょう。


 


 11・Google GOOGLE HOME MINI
  ¥3580 楽天市場 執筆時点

スピーカー:モノラル
ユニット:フルレンジ
ユニット口径:40mm
本体サイズ:98×98×42mm

 GOOGLE HOME MINIは、グーグルの発売している小型のスマートスピーカーです。 

 本体サイズは、直径9.8cm×高さ4.2cmの円形です。設置性という点では、AmazonのEcho Dotより優れる製品です。

 ネットワークは、Wi-Fiを搭載です。こちらについては、Bluetoothにも対応していますが、音楽再生に向いたものではありません。

 スピーカーユニットは、しかし、40mmのドライバーだけです。パワーや音質は音楽向きではありません。

 その他の部分は、上位機と同じです。

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 以上、GOOGLE HOME DOT の紹介でした。

 音楽再生などに使わず、ベッドサイドに置く目的ならば、超小型のこちらの端末は、便利で良いでしょう。

 ただ、今回の手記から言えば、スピーカーとしての実力はイマイチですね。用途は選ぶでしょう。

 

というわけで今回はもっとも主流のスマートスピーカーについて紹介しました!

 

現場からは以上です〜